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  9. 【マイセン】「旧画法 / フラワーブーケ 」デミタス カップのみ 1客/4客有り
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(4客ありますので、お好きなものをお選びください)



一級品



一つ前にお出ししたトリオの仲間ですが、こちらの4客はソーサーとデザート皿を入れていた箱が見つからず、恐らく間違って捨ててしまったものと思われます。

よって、カップのみをお探しの方に。



マイセンが制作する「フラワーブーケ」、「フラワーブーケとフルーツ」のカテゴリーの中では、恐らく最高額ラインとなるのではないでしょうか。

「旧画法」や「古典的画法」、あるいは「alteManier(古い方法)」と呼ばれています。


「旧画法」での絵付けは「FFブルーメ」と並んで最高難度とされ、難技法の代表である「自然主義」よりも更に格が上と言われています。
当然、この作品を手掛けることの出来る人は、マイスターの中でも選び抜かれた数人のみ。



最大の特徴は、銅板画を元にした細密画のような極細の線で描かれていることでしょう。


銅板画はビュランという小刀に似た工具で彫っていきますが、とてもシャープな線でモチーフを表現します。
陶磁器の絵付けにおいては、この線を筆で描いていくわけですので、この様式の表現が如何に技巧と熟練を要するかは、作品を手に取って御覧頂ければ容易に御理解頂けると思います。

輪郭が描かれていることも他の絵付けとは違う点です。

二つ目の特徴として、色合いが挙げられるでしょう。
絵の具を絶妙に合わせ、普通のベーシックフラワーやフルーツとは異なる、落ち着いた独特の色彩で丹念に絵付けされますので、これもまた独特の立体感や質感があり、一目で特別な物とわかります。
色としては、紫、濃い青、えんじ、マスタードなどの暗めの色が多いです。

おまけとして、パッと見て分かることは、カップとソーサーの小花の数です。
普通、ブーケに添える小花は二つですが、旧画法の作品は三ヶ所に小花が描かれています。中にはローズなど、通常は主役を張るような花が小花として使われたりもしています。



こちらは、未使用のお品です。



旧画法のカップが破損した・・という方。
破損はしていないが予備に・・という方。
旧画法をお持ちでない方にも。

ご検討頂けましたら幸いです。


(御参考)
カップ口径:約6.7cm
カップ高さ:約5.2cm










【マイセン】「旧画法 / フラワーブーケ 」デミタス カップのみ 1客/4客有り


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