幻のトシカネジュエリーと呼ばれる、有田焼で作られたヴィンテージジュエリーです。

ブローチとしてもペンダントトップとしてもお使い頂ける2way仕様です。

２輪の大きな薔薇を中心に周囲に小花が散りばめられています。薔薇の花びらや葉の一つ一つ、隣に添えられた紫色の小花、それぞれの色合いが絶妙なグラデーションになっており、思わず見入ってしまいます。輸出用に数多く制作されただけあり、こちらは少し洋風を意識したデザインです。

ブローチ　約3.5cm×3.5cm

#トシカネ

裏側に少しかすれていますが、ひらがなとローマ字で刻印があります。としかねの「ね」のあたりが少し掠れています。

目立つ傷や汚れはありませんが、大変古いお品となりますので、予めご了承ください。



【俊兼】
元は帯留めなどを制作していた有田焼のブランドです。1940年代になり、戦後にジュエリー制作を開始。1980年代まで、アメリカ等の海外へ輸出をされました。オリジナリティ溢れる日本的なデザインは、当時国内外で人気を博しました。
陶磁器で作られ、繊細な型を用いて、多いものでは5回以上も窯で焼き上げて作られました。さらには非常に緻密な絵付けが施されています。独自配合の釉薬を使用しており、今では原材料が手に入らないものもあります。そのため、この緻密さや素晴らしい色彩は、現代の技術では再現することは不可能とも言われます。
幻のジュエリーと呼ばれ、今もなお特に海外でコレクターからの人気が高く、驚くような高値で取り引きされています。日本においても近年その技術や価値が見直され日に日に人気が高まっています。


#トシカネ
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