フィンドレーター社の創業は1823年
創業時は、グレーンウイスキーはまだなかったので、バッテドモルトを販売していました。その伝統を受け継ぐ商品が、フィンドレーター・マーロッジ。
フィンドレーターのブレンドウイスキーはマーロッジのレシピを基に生まれました。

80年代のフィンドレーター15年も美味ですが、出品のボトルは、1970年代のものですので、このボトルには、50年代～60年代前半までに蒸留されたモルトウイスキーがブレンドされていることになり、その貴重さがわかっていただけるのではないかと存じます。

ラベルの中央上部に、エリザベス女王の認可を得た証が印刷されていますが、このウイスキーは英国王室をはじめヨーロッパ各国の王室の御用達でした。
80年代初め頃には世界８０ヵ国以上に輸出され、日本では高級百貨店が扱っていました。
岡山では天満屋が扱っていました。当時の価格は12,000円でした。
「名酒」と讃えらえ、高級スコッチの代名詞として世界的に有名なウイスキーでした。

キーモルトは、ロングモーン、ストラスアイラ、バンフ。
1991年にインバーゴードン社に買収されてからは、キーモルトが変わり、別のウイスキーに変わったと言えるのではないでしょうか？

このボトルの価値をご存じのバーテンダーさんや、ハイランドの豊潤な酒を愛する方の手に渡ることを願っています。
興味ある人値引きします。